そんなワケで天気もいいので今年最期の山登りに行っておこう、
ということで急遽、日光の鳴虫山に登りにいくことに。
06:34 大宮初 宇都宮線
07:03 栗橋着
07:07 栗橋初 日光線急行
08:18 東武日光着
1501円
片道1500円でいけるので非常にリーズナブル。
紅葉も終わってオーバーツーリズムも解消されているはず…
というか8時の時点だと早すぎてお店ぜんぜんやってないので人いるわけなかった。
なんかカフェとかで朝食するつもりだったのですがぜんぜんやってないので、
登山道までの道すがらにあるファミマのイートインで軽く済ましました。
消防署の手前で山側に向かって曲がりますがここにあるのが最期のトイレ。
あとは道中にトイレないのでここで済ましておきましょう。
目指す鳴虫山は、東武日光駅から歩いてアクセスできる低山。
東武日光駅側から登るルートと、バスで憾満ヶ淵側から日光駅に戻るルートがありますが、
どっちでもゴール地点近くに温泉がある点が素晴らしい。
「この山に雲がかかると雨になる」という言い伝えがあるそうですが、今日は雲はかかってない様子。
橋をわたって民家の間を抜けて進み登山口を目指します。
気温は低いものの日差しがあってだんだん暖かくなってきたかな?
民家の裏手に鳴虫山への標識があってすぐそこが登山口。
なんか金網フェンスがあったり「裏山」って感じの風情ですが、
入山すると往復6時間のコースなのでしっかり準備していきましょう。
フェンス越しに登りはじめてほどなく鳥居が見えてきますが、
ほんとに裏山だった。祠があって展望台みたいになってますが木が邪魔してあまり眺望は良くないです。
ここから鳴虫山へ向けて歩きますが、そんなに標高はないのに、
いくつものピークを登ったり降りたりさせられるので結構しんどいです。
むき出しの根っこが多いので足をとられやすいですな。
落ち葉で埋もれて根っこや石が隠れてるので気をつかいます。
しかもピーク手前がだいたい急登になってて、せっかく登ったのにまたすぐ降りるのは、
結構げんなりさせられますな。ひどい。
神ノ主山までくると左手に進路を変更して鳴虫山を目指して尾根道を行きます。
ただまあ、ピークを登ったり降りたりさせられつつですが。
尾根にでたので時折、冷たく強い風が吹き付けてくるので手袋や防寒着を着用。
尾根道も根っこが多いので気持ちよく歩ける範囲は少ないかな。
かつ木々にさえぎられてあまり眺望が良いポイントはありません。
ただ、土曜日ですがまったく人と行き合わないのはグッド。こういう静かな山行を求めてきたので。
と、思ってたら登りの頂点にさしかかるところで向こうからなにかが落ち葉をかき分けて走ってくる音が…?
登りって相手が見えると、なんとイノシシの親子連れがトレイン状態で向こうから爆走してくる音でしたよ!
足元根っこだらけだし両脇は急斜面だしでこれは逃げ場ないんやんけ!積んだ!!
と思ったんですが、向こうがこっちに気がついてUターンして道それて逃げて行ってくれて助かった…
逃げていくところを動画撮りたかったんですが、お尻がなんとか撮れたくらいでした。
クマも怖いけど、イノシシもやべーな…
最期のピークを登りきって鳴虫山に到着!
したのはいいけど、いままで山に遮られてた北からの風がモロに当たるように!
休憩していこうかと思ってたんですが寒くて無理!!
上着重ねて木の陰に隠れて、なんとかパンとコーヒーをお腹に詰め込んですぐ出発。
頂上は少し眺望がありますがやっぱり木がちょっと邪魔かな。
完全に落葉しててもこの眺めだし葉っぱあるともっと残念な感じかもしれない。
下山していくワケですが、ここからしばらくは遮るものが無くなった北風がずっと左手から襲ってきて、
とてもしんどいことに。フードかぶっても耳が寒さで痛いくらい。
急な階段を降りて暫くは急坂が続きます。
ザレた斜面に落ち葉も加わって非常に気が抜けない。
頂上は過ぎたんですがここからもやはりいくつかのピークを登ったり降りたり。
道もあまり良くないので推奨されるのがこっち側からの登りなのもなるほど。
下りで使うのにはちょっと手こずりますな。登りは登りできつそうだけど。
樹林帯に入ると寒さ和らいで道も緩やかに。
ただまあ、登山道あるあるですがかつての階段などが崩壊してただの障害物に成り果ててますが。
降りきって金網フェンスの横を抜けていくと道路脇の遊歩道へ出ます。
東武日光駅へ戻るバス停も近くにありますが、ここは少し歩いて「やしおの湯」を目指します。
川沿いに進んで大谷川ダムのの横を抜けて進みまます。
年期の入った取水庭がみえますが作られたのが1918年頃らしいので100年以上前のものだそうで。
ちょっと見学していこうかとも思ったんですが、雪がチラついてきたので先を急ぐことに。晴れ予報だったんだけどなあ。
ほどなくして、やしおの湯へ到着。
まだ1時過ぎなので戻りのバスまでだいぶ余裕ある!
とりあえずお食事処で湯葉入りのうどんをお腹に入れてから温泉へゴー!
温泉のほうはいわゆる美人湯のたぐいでとろとろなお湯。空いてたのは時間が早かったせいのでようで、
2時頃から人が増えてきましたわ。入れ違いに出てバスを待ってる間にゲームコーナー覗いたり。
レトロアーケードのミニ筐体が置いてあるだけでしたが(笑
バスでいったん東武日光駅まで帰還。
午後になって観光客が増えてきてました。
せっかく日光まできたんだし湯元まで行って温泉はいりたいよね、
ということで中禅寺に宿取ったのでバスで奥日光へ。
少し時間あったので東武日光駅の中にある、ザ・金谷テラスで金谷ホテルのスコーンを。
以前に来たときは英国大使館別荘の中のティールームで食べたんですがこれがめちゃくちゃ美味しくて…
スコーン売ってるとこ見つける度に買うんですが、やっぱり金谷ホテルのが一番美味しいんだよなあ。
なんというか濃厚でプレーンとクルミ入りの2種入りなのも良い。夜食用にも1個余計に買ってしまった。
ついでに東武日光駅で湯本温泉までのバスの2日間フリーパスを購入。
対象ホテルの宿泊者の場合、チケットが半額になる割引があるのでお得。
ホテルの送迎もあるけど、俺は湯本温泉まで行くんだしね。
バスへ乗車して中禅寺湖へ。
ここから1時間ちょいの道のりなんですが、途中のいろは坂が苦手でこれだけは慣れない。
ぐいんぐいん曲がるので酔うのよね…三半規管鍛えて少しはマシになったけど。
16時過ぎに中禅寺湖へ到着!
標高上がったのもあるけど日が傾いてきて急激に寒くなってきた!
ちょっと景色を眺めて行こうかなと思ったんですが無理無理!風もあって寒すぎる!
中禅寺郵便局バス停から歩いてすぐの、ゆとりろ日光へ。
以前泊まったときはシンプレスト日光でしたが、いつの間にか名前変わったようで。
何日か前にまとまった雪が降ったようでその名残か玄関前に雪だるまが。
思い立ったのが1日前だったので取った部屋は例によってドミトリータイプ。
まあ慣れたもんなので十分ですが寝具も綺麗だし羽毛枕に羽毛ふとんで文句ありません。
なにより素泊まり3500円は、このなんでも値上がりの時代に大変ありがたい。
温泉も湯本温泉から引いてる良質な硫黄泉。
ただ寒さのせいかちょっとぬるいかな?それでも41度くらいだしむしろ入りやすいか。
ただ、寒すぎて露天に出るのはやめておきましたが。
東武日光駅で買っておいた駅弁で夕食。また鶏肉飯ですが。
鶏そぼろが好きなのにこういう機会でもないとあまり食べることなくて…
最近、コンビニとかの弁当の鶏そぼろがどんどんショボくなって悲しい。
以前泊まったときと違ってラウンジにフリードリンクが設けられていて飲み放題になってる!
ソフトドリンクはもちろんアルコールも各種取り揃えてて素晴らしい。スナック菓子もありますが、
補充はされないようで、お子さん達が群がってあっという間に食べ尽くされてましたが。
2日目の日記に続く。
<back