■川苔山 2024年05月18日



 そんなワケで川苔山に登ってきました!
 一番一般的な川乗橋から鳩ノ巣駅へ下るルートですが、ついでに鳩ノ巣渓谷を通って、
 奥多摩駅まで歩いたので20kmを超えるロングトレイルになってしまいました。

  

 コースタイムだと鳩ノ巣駅までで6時間ほどかかりますが、
 全体的に道が整っていて歩きやすいのでかなり飛ばして時間短縮できまして、
 調子こいて奥多摩まで歩いてしまった次第。クソ暑くて若干後悔しましたが。

  

 05:42 西国分寺発
 05:48 立川着
 06:05 立川発
 06:35 青梅着
 06:40 青梅発
 07:17 奥多摩駅着
 07:31 奥多摩駅発 西東京バス
 07:44 川乗橋
 運賃 1026円

 奥多摩駅からバスで登山口のある川乗橋へ。
 休日だけあって登山者も多いようでバスは増発便も出されていたようで。
 それほど離れてないし、10分ほどですぐ川乗橋へ着きます。

  

 バス停脇のゲートから登山口へ入っていくのですが、ゲート前にかなりの人数がたむろしているので、
 準備もそこそこに先へ急ぐことに。もちっと落ち着けるとこで準備しようと思いまして。

  

 ゲートを抜けてから舗装された林道を歩くのですが登山口まで1時間ほどと結構長いです。
 落石が多いようで注意書きの看板もそこら中に…というか、落石の跡がそこかしこに。

  

 ちなみに川苔山は駅をJRの駅以外にはトイレが一切ないので注意。
 登山口の脇に小屋がありますが、発電設備。頂上もなんもないんですよなあ。

  

 登山を入って少しすると川沿いの谷間につけられた道に。
 道が細くて高度感あるんですが、両神山を思いますかね。ゴツゴツしてないし、
 道もしっかりしてて踏み固められてるので滑落しそうな緊張感はないですが。

  

 地図にある水場らしきものが登山者道脇にあるんですが、
 あとで調べてみるともうちょっとちゃんとしたのが百尋ノ滝の付近にあるようで…見落としたなあ。

  

 沢沿いの風光明媚な道をずっと歩くのでなかなか趣があって良いコース。
 ときどきかなり高度感あるとこもあるので景色に見とれて踏み外さないように注意は必要ですが。

  

 百尋ノ滝あたりまではそれほどアップダウンもないので快適に歩けます。
 登山者も多いと聞いてましたけど、コースが長いので気になるほどではないかな。

  

 百尋ノ滝は一旦コースを外れて谷に降りて川辺を歩いてすぐ。
 水量は多くないので迫力はないですが岩と新緑とのコントラストが良い感じ。
 水しぶきのおかげで涼しさがあって一休みしたいところですが、あまり広いとこでもないので、
 写真撮ったらすぐ退散。ペース上げて引き離した登山者も追いついてきちゃったしね。

  

 ここから川苔山の頂上を目指すワケですが、ここから急登の連続に。
 いままでゆるい道を歩いてきたツケが回ってきたようです…

  

 この辺りは滑落事故も多いようでかなり高度感もあるでの注意して進みましょう。
 急登を登りきると一旦、平坦な道にでますがそこからまた急登。

  

 ここを登りきれば頂上かな?
 と思わせておいてまだ先に急登があるというパターンを3回ほど繰り返すとようやく頂上。

  

 川苔山の頂上は石碑があるだけで他にはベンチくらい。
 結構広々として、川苔山で唯一眺望があるポイントでもあるので、
 ここで休憩して持ってきた菓子パンでエネルギー補給。

  

 ここから鳩ノ巣駅方面へ下山。
 百尋ノ滝の方とは違って高度感のあるポイントもないので安心して歩けるかな。

  

 登山者が多い割に道が荒れてないし土も踏み固められてるのですごくいい感じ。
 速度をぐんぐん上げて時間を短縮。

  

 頂上でもあまりゆっくりせず、だいぶ引き離せたので他の登山者も少なくて快適。
 お昼も近いのにこれから登ってくる登山者と結構すれ違うのは意外。

  

 林道へ降りる道が見えてゴールかな?
 と一瞬思わされますが、林道を横切ってまた登山道に戻るので油断しないように。

  

 ここからのほうが石がゴロゴロしてて足元悪いのが意地が悪い。
 集落が見えてきたらようやくゴール。

  

 本来はこの鳩ノ巣駅でゴールなんですが、
 だいぶ時間短縮できてだいぶ余裕あったので前に通った鳩ノ巣渓谷を歩いてみることに。

  

 鳩ノ巣荘へ向かう看板沿いに歩いていくと鳩ノ巣渓谷へ降りられます。
 鳩ノ巣荘で日帰り入浴もできるんですが、ぐっと我慢して先を急ぐことに。

  

 吊り橋の脇にカフェがありますが結構混んでる様子。
 まあまだ駅から歩きだしたばっかりなので休憩するには早いですし。

  

 この日は暑いせいもあってか渓谷沿いの川辺で涼んでる観光客が結構いました。
 といっても映えスポットを求める外国人がほとんどでしたが。

  

 渓谷を抜けていくと白丸ダムへ到達。
 ハイキングコースは手前側ですがダムの上を通って反対側へ渡れます。

  

 反対側にある展望台からは下が覗けますが…さすがに足がすくみますなこの高さは。
 前は工事中だったPR館が完成していて中でわさびジェラートを売ってます。
 ダムに関する展示はだいぶショボイですが、ジェラートは美味しいです。そんなにワサビの風味も強くないですし。

  

 ハイキングコースへ戻って今度はダム湖の脇を歩く感じ。
 サップで遊んでる人たちを尻目に先を急ぎますが、道幅狭いのですれ違いには苦労しますな。

  

 ハイキングコースの終点にはハンバーグ出すお店があるんですよな…前に1回食べましたが、
 値段のわりには普通だったのでここはスルー。とにかく温泉を目指しますよ。

  

 水力発電所の脇を抜けて奥多摩駅方面へいきますが、
 道路に出てから左手の奥多摩駅方面じゃなくて右手へ歩いて、もえぎの湯へ。
 しばらく歩道がない車道歩くことになるので車には注意。

  

 土日は相当混雑するもえぎの湯ですがタイミングが良かったのかあっさり入場。
 混雑してると入場待ちになることもあるようで。というか出てきたときは入場待ちの人が結構列できてました。

  

 温泉をたっぷり堪能して、湯上がりに川魚の定食を食べ大満足。
 3時間近くたっぷり堪能してしまった…だいぶコースタイム短縮して時間に余裕ができたおかげですな。
 奥多摩駅まで歩いて帰還。歩いた距離の割には7時間以内に収まる良いコースでした。だいぶ飛ばしましたが。








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